カワウソ一家がレシピ紹介 家族思いの生態に「いいね」

角津栄一
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 カワウソ一家が、簡単に作れる料理を紹介する漫画レシピ本が人気を呼んでいる。群馬県高崎市在住のイラストレーター、ワニマックスさんが、ツイッターに投稿したオリジナルレシピから厳選し、群馬の郷土食も掲載されている。

 「読んで楽しく作っておいしい! カワウソ一家のしあわせごはん」。今年5月にKADOKAWAから発売された。作者のワニマックスさんは約3年前からツイッターで、群馬の言葉でカワウソの家族がレシピを紹介する投稿を続けてきた。オリジナルレシピは150種類以上。2019年5月に紹介した「厚揚げチーズベーコン巻き」は、約11万7千の「いいね」を記録した。

 「だれでも手軽に作れるように、どの家庭の冷蔵庫にもありそうな食材を選んでいます」

 登場するのは、双子の姉妹に両親と祖父母。仲良しの一家が、ほのぼのとした会話を交わしながら調理のコツも教えてくれる。紹介されているのは、書籍化にあたって新たに作ったレシピを含めて約40種類。春夏秋冬、季節ごとの旬の食材も盛り込まれている。

 「カワウソは家族思いのところがあり、その生態が好きで選びました。登場するカワウソの祖母『ばーちゃん』は、大好きだった私の祖母がモデルで、とても料理上手でした」

 ワニマックスさんは幼少期、同居していた祖母の手料理で育ったという。本には、祖母がおやつに作ってくれた「ぺったん焼き」も紹介している。

 コロナ禍前は、テレビ番組やグルメ雑誌などで、おいしいと評判の店があると知れば、県内各地を食べ歩いた。「食べ歩きが好きで、気に入ったお店は名物料理や、お店の人をイラストにしています」

 本では県内各地に伝わる郷土オリジナルのローカルフードもイラストで紹介している。「群馬には、各地においしいものがあることを知ってほしい」と話している。(角津栄一)