当たるアイスバー? 打撃好調の県岐阜商主砲の「儀式」

佐藤瑞季
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 打撃好調の秘密はアイスバー? 第103回全国高校野球選手権大会に出場する県岐阜商の主砲、高木翔斗(しょうと)主将(3年)は、今夏の岐阜大会から試合前夜に当たり付きアイスバーを食べている。バーには「ホームラン」「三塁打」などと書かれ、翌日の試合では不思議と書かれた通りの結果になったという。

 7月10日、岐阜大会初戦を前に、たまたま河内健太朗マネジャー(3年)と一緒に「ホームランバー 全ヒットラッキーパック」を食べた。バーには「ホームラン」の刻印が。「明日打てたらいいな」。そんな気持ちで臨んだ試合で本塁打を放った。

 「これ、すごくね? 当たったじゃん」「まじでホームランだった。これからも続けよう」

 河内マネジャーと一緒に素振り→オロナミンCを飲む→アイスバーを食べる→勝負パンツをはいて寝る。1週間後の2戦目前夜から同じ行動を取ってみた。

 バーの「予言」は驚くほど当たった。2戦目は「一塁打」、3戦目は「三塁打」、4戦目は「一塁打」、5戦目は「二塁打」だった。

 市岐阜商との決勝戦前夜は「一塁打」。「うーん、もの足りない」。もう1本食べたら「三塁打」が出た。決勝の1打席目、高木主将は先制本塁打を放った。「1+3は4で、つまり本塁打ってこと」。岐阜大会は6試合で打率3割9分1厘、3本塁打で8打点と大暴れした。

 ただ、甲子園入り後は新型コロナ対策でアイスバーを買いに外出はできない。代わりに河内マネジャーの父親に食べてもらい、結果を聞くことにした。

 高木主将は「絶対当たる。ガチですごいんで!」。県岐阜商は15日、明徳義塾との初戦を迎える。果たして結果は――。(佐藤瑞季)