トルコで山火事消火の航空機墜落、8人死亡 ロシア派遣

モスクワ=喜田尚
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 大規模な山火事が続くトルコ南部で14日、消火作業にあたっていたロシア製の水陸両用航空機Be200が墜落、8人の乗組員全員が死亡した。航空機を派遣したロシア国防省が明らかにした。

 死亡した8人は、航空機の操縦や消火作業にあたったロシア軍兵士5人と作業を指導したトルコ側の専門家ら3人。トルコからの報道によると、トルコ南部カフラマンマラシュ近くで落雷を機に始まったとみられる火災の消火作業を終え、現場を離れたあとに消息を絶ったという。航空機は何らかの理由で高度を保てず、岩壁に衝突したとの情報もある。

 トルコでは7月下旬からムーラ県、アンタルヤ県など南西部を中心に山火事が広がり、ロシアのほか欧州連合(EU)やアゼルバイジャンも消火用の航空機を派遣している。

 山火事、森林火災は熱波に襲われたギリシャなどでも被害を広げている。トルコの消火作業を支援するロシアも、自国ではシベリアを中心に記録的な森林火災が広がり、対応に追われている。(モスクワ=喜田尚)