帯広農の2年生エース、力投実らず「絶対に帰ってくる」

[PR]

(15日、高校野球選手権大会 明桜4-2帯広農)

 「自分に速い球はない。しっかりコースをつく」。帯広農のエース佐藤大海は、明桜の最速157キロ右腕の風間球打が相手でも、気持ちはぶれなかった。七回でマウンドを降りるまで、約120キロの直球と変化球を丁寧に投げ分けた。

 四回終了後に雨天ノーゲームとなった12日は二回までに5失点。「制球はばらばら。変化球も高めに浮いた」。仲間を信じて打たせて取る――。その思いで臨んだこの日は四回まで3安打1失点と力投していた。

 だが、五回に甘い変化球を捉えられ、2連続適時打で逆転された。「3年生に申し訳ない。絶対にまた帰ってくる」。2日間で計178球を投げた2年生は雪辱を誓い、甲子園を去った。