夏休み最終日に完成した自由研究 斬新な「自由」の宝庫

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田渕紫織
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 夏休みも残り少なくなると、自由研究に焦り始める子も多いのではないでしょうか。2年前の夏、それを逆手にとって、とても話題になった自由研究があります。取り組んだのは、岩手県久慈市に住む小学6年生(当時)。哲学者に話を聞くと、この研究には「自由研究の自由とは」を考えるヒントが詰まっていました。

 自由研究のタイトルは「宿題をさいごの日まで残しておいた時の家族と自分の反応」。記者もインスタグラムで目にした時に、思わず噴き出してしまった。

 自由研究の主は、現在中学2年生の佐々木大(まさる)さん。研究は青い表紙のノート1冊に、日記形式でまとめられている。投稿主は父親で、自動車板金塗装店を営む佐々木睦(まこと)さん(39)。今回の取材に応じてくれた。

写真・図版
「宿題をさいごの日まで残しておいた時の家族と自分の反応」の表紙=佐々木睦さん提供

 2年前の夏、大さんは、プールや花火、家族でのキャンプや「100キロ徒歩の旅」への参加と、長期の休みを堪能していた。夏休み18日目まで、「楽しすぎて宿題のことなどまったく頭にない」と日記に繰り返し書いている。

 その後になると、しだいに焦りが見えてくる。

 19~22日目には「次第に…

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    おおたとしまさ
    (教育ジャーナリスト)
    2021年8月19日17時53分 投稿

    【提案】「研究」とは、よく調べて考えて真理をきわめることと辞書にあります。普段の学校の勉強はどうしても教えられたことを覚えたり、言われたことをくり返し練習するようなものになりがちです。でもそれだけではだめだから、たっぷりと時間がある夏休みに、自分な

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