マレーシア首相が辞任 下院の過半数の支持失う

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シンガポール=西村宏治
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 マレーシアのムヒディン首相は16日、下院議員の過半数の支持を失ったため辞任すると発表した。後任は決まっておらず、国王は同氏を後任が決まるまでの暫定首相に任命した。

 マレーシアでは下院議員の半数の支持を得た議員が首相につく資格を持つ。支持を失った場合は、下院の解散か内閣総辞職を迫られる。ムヒディン政権は発足時から、支持が過半数ギリギリだった。しかし8月に入って、与党側だった統一マレー国民組織(UMNO)の一部議員が、新型コロナウイルス対策の不備などを理由に首相の不支持を表明。過半数割れが確実になっていた。

 ムヒディン氏は13日のテレビ演説で野党に共闘を呼びかけたが野党側は拒否。コロナ禍により総選挙の実施も難しく、辞任を迫られることになった。

 ムヒディン氏は与党側だった…

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