鹿島学園、悔やむ1球 相部屋の後輩捕手「忘れない」

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(16日、高校野球選手権大会 盛岡大付7-0鹿島学園)

 創部33年目で初出場を果たした鹿島学園。要のバッテリーにとっては悔やみきれない1球だった。直球を痛打された四回の3ラン。直前の打者にストレートの四球を与え、安易にストライクを取りにいった。投手の薮野哲也は「流れを持っていかれた」と唇をかんだ。

 大阪出身の薮野ら部員のほぼ半数が県外出身。薮野と寮で相部屋なのが2年生の捕手・高久塁だ。普段から語り合う野球の話を大学ノートに書きとめてきた。

 本塁打された1球について、高久は「絶対に忘れない。来年、同じ場所で借りを返すという強い気持ちが芽生えた」。先輩がともに残してくれたノートは今、3冊目。積み重ねるだけ、甲子園は近くなる。