盛岡大付・平内、均衡破る豪快3ラン「次も長打で得点」

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(16日、高校野球選手権大会 盛岡大付7-0鹿島学園)

 強烈な一打で試合の流れをたぐりよせた。

 0―0の四回。盛岡大付の平内純兵は2死一、二塁で打席に入った。「誰かが点を取らなくちゃいけない」。甘く入った初球の直球を豪快に振り抜き、右越えの先制3ラン。ベンチで盛り上がる仲間たちの輪に笑顔で入っていった。

 身長181センチ、体重85キロ。パンチ力のある打撃が持ち味だ。ベンチプレスに励んでいる部員に「もっと上げられるだろ?」と笑って発破をかけるなど、ムードメーカーとしても存在感を示している。

 今夏の岩手大会は、3試合で2安打と打撃でチームを鼓舞できなかった。厳しいコースにも手を出していたことが要因の一つだ。低い球を見逃し、狙い球を絞る練習を重ねた。いい感触をつかんで大舞台に挑み、見事に先発起用の期待に応えた。

 豪快な一撃に触発されたのか、序盤はうちあぐねていた打線は8安打7得点。4年ぶりとなる夏の甲子園の勝利に貢献し、「自分の役割は果たした。次も長打で得点して勝ちにつなげたい」。自信を高め、次戦に向かう。