宮崎商の試合辞退 智弁和歌山・中谷監督「本当に残念」

滝沢貴大
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 智弁和歌山と初戦(2回戦)で対戦する予定だった宮崎商が選手ら13人の新型コロナウイルス感染で試合を辞退し、智弁和歌山の不戦勝が決まった。中谷仁監督が、電話による朝日新聞の代表取材に応じた。

 「残念で仕方がない。それ以外の言葉が出てこない」。そう切り出した中谷監督。選手たちも宮崎商戦を楽しみにしていたという。「うちも細心の注意を払っているが、うちがもし辞退をしなきゃいけない状況になったらと思うと、本当に残念」と続けた。

 第103回全国高校野球選手権大会に出場する各チームは、ガイドラインに沿って徹底した感染防止策を講じている。甲子園入りした宮崎商も移動は専用バスを使い、全員がマスクを着用。宿舎ではシングルルームを利用し、ロビーの出入りのたびに検温と手指消毒をしていたという。

 中谷監督は「万全の対策を講じて、無事に試合に参加させていただく最善の準備をしていきたい」。また、当初より初戦が大幅に遅れることについて「雨でこういう状況になっているし、待つことはなかなか大変な部分もある」としつつ、「去年の3年生の思いや、大会がなかったときのことを思うと、日程がどれだけずれても、参加できることに感謝の気持ちを持って、準備したい」と話した。

 3回戦に進む智弁和歌山は23日、第2試合で作新学院(栃木)―高松商(香川)の勝者と対戦する。(滝沢貴大)