「コロナ禍こそ 誰かの役に」高校生が子ども食堂支援

藤原伸雄
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 新型コロナウイルスが全国的に再拡大するなか、「子ども食堂」の支援活動に取り組む中高生らがいる。

 相模原市の子ども食堂「ちゃお!」で7月16日、自由学園(東京都東久留米市)の中学2年~高校3年生の生徒たち12人が集まった。夏野菜カレーなどを調理し、集まった46人の家族連れや子どもたちに振る舞った。おいしいご飯が運ばれると、食堂に笑顔の輪が広がった。

 コロナ下で同食堂は一時、食堂形式での開催を自粛し、弁当や食材配布に切り替えていた。

 学校の授業などでコロナ禍の子ども食堂の苦境を知った新地竜也さん(15)や入海沢音(いるみさわね)さん(15)らが「活動を支援したい」と名乗り出た。同学園ソーシャルワーカーの入海英里子さんが「ちゃお!」の代表・坂本真理子さんに相談し、支援が実現。入海沢音さんは「みんながおいしい食事を食べていくには大きな政策が必要かもしれないが、まずは今自分ができることを少しずつやっていきたい」と話した。新地さんは「少しでも誰かの役に立ちたいと思った。これからも続けていきたい」。今回の活動資金の約3万円は、活動に参加する生徒らが、校内で生徒や教員から募金して集めた。2カ月に1回、同食堂で活動を支援をしていく予定だ。

 坂本さんは「コロナ禍で苦しむ人たちがまだたくさんいる。若い人たちも大変なのに、手伝ってくれて本当にありがたい」と話した。藤原伸雄