アフガン急変、ポキッと折れた米外交 日本の対応は?

有料会員記事アフガニスタン情勢

聞き手・松井望美
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 アフガニスタンの政権崩壊は世界に大きな衝撃を与えた。20年にわたる努力が水泡に帰した米国の外交政策にどのような影響があるのか。国際社会はどう対応していくのか。専門家に聞いた。

慶応大・中山俊宏教授(米政治・外交)

 米国は20年にわたりアフガニスタンに介入し、国造りを支え、軍を育成してきた。多額の資金を投じ、米国人の犠牲も払った。しかし、米軍の撤退が本格化した途端、アフガニスタンはポキッと折れた。「米国と同じようにすれば世界は良くなる」という米外交のビジョン、信念もポキッと折れた。米国中心の時代が終わり、大国間競争の時代に入ったことを象徴する動きだ。

 中国の一部メディアなどでは「米国は信用できない」「台湾有事の際も米軍は助けに来ない」といった言説を広げようとする動きがあるが、注意が必要だ。

米国単独でできることは限られている

 確かに、世界からの米国の撤…

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