ヤクルトや阪神のOBからTシャツ 日大山形やる気UP
福岡龍一郎
日大山形の選手たちは宿舎で、ある特別なTシャツを着ている。部の卒業生でヤクルトの奥村展征選手と、阪神の中野拓夢選手の2人から贈られた甲子園応援Tシャツだ。
真っ白な生地には「繫ぐ想い 挑む夏」と今大会のキャッチフレーズが書かれている。「00」と「51」と両選手の背番号もある。2人は13年夏に同校が甲子園4強まで勝ち進んだときの内野手。昨年も、コロナ禍で甲子園が中止になったチームに、他の卒業生たちと一緒にTシャツを贈ってくれたという。
宿舎に届けられたTシャツに袖を通した伊藤翔海君(3年)は「先輩たちのベスト4の記録を塗り替えたいとずっと練習してきた。Tシャツは力になります」。(福岡龍一郎)