重点措置、愛媛に2度目の適用 「危機感もって行動を」

新型コロナウイルス

天野光一
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 新型コロナウイルス対応の特別措置法に基づく「まん延防止等重点措置」の適用地域に、愛媛が追加されることになった。政府が17日、決定した。期間は20日~9月12日で、適用は4月25日~5月22日に続いて2回目。中村時広知事は「強い危機感を持ち、感染回避行動を一層徹底してほしい」と呼びかけた。

 中村知事は16日の午前と夕方、新型コロナ対策を担当する西村康稔経済再生相に電話で、「『第4波』でも経験がないスピードで感染が拡大している」と、切迫した県内の感染状況を説明。夜には西村氏から「速やかに対応する」と連絡があったという。中村知事は17日の記者会見で「決定までに数日かかると考えていた。即座に対応いただき、西村大臣、菅義偉首相に感謝申し上げる」と述べた。

 重点措置の対象区域は松山市。県は20日から、松山市内の飲食店に午後8時までの営業時間の短縮や酒類の提供停止、カラオケ設備の利用自粛を要請する方針。県民には、不要不急の外出自粛や午後8時以降に松山市内の飲食店を利用しないことを求めるという。大型商業施設などの人数制限について中村知事は「今のところ、視野に入っていない」とした。その他の要請内容は18日に発表する。

    ◇

 県は17日、10歳未満~70代の男女79人の感染確認を発表した。居住地別では松山市47人▽宇和島市7人▽今治市新居浜市各4人▽四国中央市3人▽西条市、大洲市、伊予市、砥部町、松野町各2人▽東温市、松前町、東京都大阪府各1人。県内の感染確認は計3736人になった。

 また、12歳以上の県民のワクチン接種率は16日時点で、1回目が49・0%(全国平均47・7%)、2回目が39・8%(全国平均36・5%)。感染が拡大している松山市は1回目が40・4%、2回目が30・5%だった。(天野光一)

重点措置適用に伴う愛媛県の主な要請内容

松山市内の飲食店に〉

・午後8時までの営業時間短縮

・酒類を提供しない

・カラオケ設備の利用自粛

〈全県民に〉

・不要不急の外出自粛

・午後8時以降、松山市内の飲食店を利用しない

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