北海道南部のヒグマ出没地図をネットで 北海道警

阿部浩明
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 ヒグマとの危険な遭遇を避けてもらおうと、北海道警函館方面本部がクマの出没情報をまとめた管内の地図を作り、ウェブサイトで公表している。「夏はレジャーで山野に出かける機会も増えるので、役立ててほしい」と呼びかけている。

 同方面本部はこれまで出没情報を個別に発表してきたが、広域の状況がひと目で分かるよう、目撃や足跡、フンなどの痕跡を地図に黒丸で記している。直近1週間に把握された場所は赤丸、死傷者が出た場所は二重丸で示している。年内は毎週更新していく。

 道によると、今年度のヒグマによる死傷者はすでに9人にのぼり、統計のある1962年以降で最多。同方面本部管内でも、7月に福島町で農作業中の女性が襲われて死亡している。

 同方面本部地域課の綿貫大介次席は「クマは遠距離を移動するので表示以外の場所でも注意が必要だが、外出の際の判断材料にしてほしい」と話している。(阿部浩明)