生後すぐに命の危機 乗り越えたアザラシ、展示デビュー

有料会員記事

新谷千布美
【動画】人の手で命の危機乗り越えたアザラシ、公開始まる=新谷千布美撮影
[PR]

 大阪市港区の水族館「海遊館」でこのほど、今春に誕生したワモンアザラシが来館者にお披露目された。愛称は「ミゾレ」で、一般投票で決まった。生まれた直後は低体温などで命の危険があったが、飼育員が24時間体制で育てて回復。元気に泳ぐ姿を披露している。

写真・図版
初めての展示水槽から顔を出すワモンアザラシのミゾレ=2021年8月18日午前9時13分、大阪市港区の海遊館、新谷千布美撮影

 ミゾレはオス。同館が飼育する「アラレ」が母親、「モヤ」が父親で、4月1日に生まれた。当

時の体重は2・44キロ。飼育員の想定より小さく、ぐったりとしていて、低体温と低血糖の症状があった。

写真・図版
生後間もない時のミゾレ=2021年4月、海遊館提供

 すぐに獣医師らが点滴など治療を始め、その後も約20人の飼育員が24時間交代でケアをした。同館で前例のない完全人工哺育だった。

 1カ月経つころにはすっかり元気に。5月には白かった毛が茶色く生えかわり、離乳して魚を食べられるようになった。現在は、体重約20キロ、体長約75センチまで大きくなっている。

 7月に愛称を決める一般投票…

この記事は有料会員記事です。残り423文字有料会員になると続きをお読みいただけます。