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愛知のワクチン在庫、自治体で偏り 知事「配分を再考」

有料会員記事新型コロナウイルス

木村俊介 小林圭
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 新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない。東海3県は18日、愛知で初めて1千人を超える1227人(前日比260人増)、岐阜338人(同14人増)、三重276人(同68人増)の感染が確認され、いずれも2日連続で過去最多を更新した。30代以下の若い世代の増加が顕著で、「ワクチンを早く打ちきることにかかっている」(愛知県大村秀章知事)と接種を加速させる考えを強調した。

 感染急拡大が続く愛知県を見ると、名古屋市以外の市町村での感染者数が多くを占める。

 「感染が名古屋の都市部からほかの市町村に持ち込まれるという状況は過ぎた。それぞれの地域で感染が定着し、広がっている」と愛知県立大の清水宣明教授(感染制御学)は言う。

 中核市岡崎市豊田市は70人台、春日井市も50人を超えた。

 愛知県は21日から「まん延防止等重点措置」を12市町村から39市町に拡大する。20日から重点措置が適用される岐阜県三重県でも感染拡大が続く。「名古屋に行って感染したケースもあると思うが、それだけでは今の状況の説明がつかない」

 愛知県の7月21日以降の「第5波」の感染者は、3分の2が30代以下の若い世代。今は多くが軽症や無症状だが、ここから中高年に広がる危険性もある。

 大村秀章知事は18日の記者会見で、感染拡大の要因について「若者がよく動いていたということでは。お盆に帰省し、家族と会食したということがあったのではないか」と指摘した。

 清水さんは「感染対策はもはや大都市だけの問題ではない。感染経路が分からない人も多く、名古屋以外がピンチと言える。『田舎』であっても日常的に感染のリスクがある状況になった。早く抑えないと病院がパンクする危険性が出てくる」と指摘する。(木村俊介)

 新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからないこの状況で愛知県が期待を強めるのはワクチンだ。

 「一日も早くワクチンを打っ…

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