新庄のコミュニティFM局、23日放送開始

熊谷功二
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 山形県新庄・最上地域で初となる、地域の生活情報などを発信する「新庄コミュニティ放送」(愛称・あすラジ)が23日、プレ開局する。地元の話題をすべてFM生放送で届け、地域を元気にすることをめざす。

 あすラジの周波数は89・6メガヘルツで、新庄市本町のスタジオから発信。同市内の96・3%の世帯で聴くことができる。隣接する最上郡の町村でも、鮭川村の75・6%をはじめ12~70%の世帯に届く。最上町だけは山によって電波がさえぎられる。

 放送時間は、8月中は午前10時から午後6時まで。本放送が始まる9月以降は午前7時から午後8時まで。小関淳社長以下、13人のスタッフ全員が代わるがわるアナウンサーを務める。

 普段は新庄・最上の生活や商店街の情報、街の話題などを流す。災害時には市の情報を適宜報道する。このため、市と災害防災協定を結ぶ方針だ。

 番組の内容はあすラジのホームページやSNSで見ることができる。来年からはインターネットでの配信も考えているという。

 会社の設立に当たっては市民に株主となってもらった。小関社長は「大企業の支援も行政の助成もなく始めるのは相当厳しいが、市民の協力があればやれる」と自信を見せている。

 新たにスタッフとなった都市(といち)由希野さん(25)は「あすラジで新庄を元気にしたい。新庄・最上では農家や車を使う人が多いので、ラジオを聴いてくださる人も多い。そこに期待している」と話している。(熊谷功二)