こんな場所にB29のタイヤ?SNSで話題、足立区の畑

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塩入彩
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 東京都足立区入谷5丁目。住宅地と隣接する畑の一角に、直径1・2メートルほどのタイヤが半ば地中に埋まった状態で置かれている。タイヤの側面に、「MADE IN U.S.A.」の文字が浮かぶ。

 看板や説明文はなく、野ざらしのまま。使われなくなったスコップの部品や、伐採された木の枝などとともに、ビニールハウスの横の道路に面したフェンスのそばに顔を出している。

 畑の所有者は、近くに住む中田文雄さん(76)。タイヤは、76年前に父・正信さんが拾ってきたものだ。

 1945年5月、家の近くにB29が墜落した。「超空の要塞(ようさい)」と呼ばれた米軍の長距離爆撃機。全長約30メートル、幅約43メートルの巨体から、焼夷(しょうい)弾の雨を降らせた。

 「墜落当時、この辺は畑ばっかり。燃えているのがよく見えたらしいよ」。中田さん自身はこのとき、生後7カ月。後に聞いた話をそう語る。

 正信さんは、ラジエーターや…

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