近江の井口、ホームランは幻に 記録残らずも手応え確か

[PR]

(19日、高校野球選手権大会 日大東北-近江 五回途中ノーゲーム)

 近江の1番打者、井口遥希の会心のホームランは幻になった。三回2死。チームが無安打に封じられていた日大東北の吉田達也の直球を狙い打ち、左翼席に放り込んだ。ダイヤモンドを一周しながら何度もガッツポーズ。「頭が真っ白で、素直にうれしかった」。

 滋賀大会では6試合で打率5割。169センチ、66キロの右打者で、単打で出塁して足でかき回すタイプだ。公式戦の本塁打は今夏の滋賀大会での1本だけ。三回の打席も「とにかく早く1点を、と。塁に出る気持ちが強かった」と言う。

 記録には残らないが、打った感触は確かだ。「3打席、吉田君の球を見られたのでイメージトレーニングできる」。仕切り直しの一戦へ、前向きだった。