アフガン第1副大統領が「暫定大統領」宣言 闘争準備か

有料会員記事アフガニスタン情勢

バンコク=乗京真知
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 アフガニスタンの第1副大統領として政権を支えていたアムルラ・サーレ氏が、全国で唯一、イスラム主義勢力タリバンによって制圧されていない北東部パンジシール州に身を潜めていることが、複数の住民への取材でわかった。タリバンが権力を掌握した後、サーレ氏は政権の崩壊を認めず、ツイッターで「暫定大統領」に就任したと宣言。同州に避難した軍兵士や地元軍閥らと武装闘争の準備を急いでいるとみられる。

 迷彩服を着た男たちが、装甲車を連ねて渓谷を進む――。パンジシール州の住民男性(23)が15日に撮影し、朝日新聞に提供した動画の一場面だ。

 男たちはタリバンの猛攻を受け、守りが堅い渓谷に避難した政府軍兵士らだ。住民によると、19日までに数千人が全国から同州に逃げてきたという。広場には軍用ヘリや軍用車が並ぶ。

 タリバンは15日に首都カブールを占拠し、政権を崩壊させた。大統領のガニ氏が国外脱出するなか、第1副大統領のサーレ氏は「何があってもタリバンには服従しない」とツイートし、ひそかに同州に移動。17日にはツイッターで「大統領が不在になった場合は、憲法上、第1副大統領が暫定大統領となる」として、自らが就任したと主張した。

 同州は、人口が2番目に多い…

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