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感染妊婦の専用病床、千葉大病院が設置へ 男児死亡受け

新型コロナウイルス

重政紀元
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 新型コロナに感染した妊婦の救急搬送先が見つからずに新生児が死亡した問題をうけ、千葉大病院は新型コロナに感染した妊産婦を受け入れる専用病床を設置する方針を決めた。

 周産母子センターにある母体胎児集中治療室(MFICU、6床)の一部を充てる。MFICUは、リスクの高い妊娠・出産・産後の女性が入院する治療施設で、母体や胎児に24時間体制で対応する。

 同病院によると、この問題を受けて18日にあった医師らのオンライン会議で、1次施設であるクリニックによる診察体制と、送り先となる3次救急に対応する病院の病床確保が議題となったという。県内では、重篤の妊産婦は同病院が無条件に受け入れる救急体制を取っていることから、対応を決めたという。

 千葉大大学院医学研究院の生水真紀夫教授(生殖医学)は「すでに一般の新型コロナ病床はいっぱいで、妊産婦を受け入れる余力はない以上、こちらの病棟で受け入れるしかない。感染拡大を防ぎながらの出産対応は非常に困難だが、安心してお産ができる環境を守るためにはやるしかない」と話した。(重政紀元)

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