「県外の観光客を抑える」 日本三大清流の駐車場を閉鎖

新型コロナウイルス

南島信也
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 静岡県に20日から9月12日まで緊急事態宣言が適用されることを受け、各自治体は県の対処方針に沿って公共施設の休館や利用停止などを決めた。県東部では、主要産業である観光関連の施設の休館が相次ぎ、周辺の事業者に大きな影響を与えている。

 沼津市は18日に対策本部会議を開き、沼津港水門展望施設「びゅうお」や沼津御用邸記念公園といった観光施設の休館などを決めた。頼重秀一市長は「他の都府県の方々は発令されている(緊急事態宣言の)内容を守ってほしい」と述べ、首都圏など県外からの観光客が目立つ状況に懸念を示した。沼津市民に対しても「経済の立て直しは重要ではあるが、通常の生活を取り戻すために協力してほしい」と語った。

 清水町は、日本三大清流として知られる柿田川公園の駐車場を閉鎖することを決めた。2019年度は年間約44万人が訪れたが、20年度は新型コロナウイルス感染拡大の影響で約29万人と激減した。夏休みに入ると県外ナンバーの車が目立ち、町の担当者は「県外から車で来る観光客を抑えるため」と駐車場閉鎖の狙いを話す。

 このほか県東部では、伊豆の国市世界遺産・韮山反射炉は、まん延防止等重点措置が適用された今月8日から引き続き休館となる。(南島信也)

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