タリバンに民間人の安全な国外退避など要請 G7外相

ロンドン=金成隆一
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 日米英など主要7カ国(G7)の外相は19日、イスラム主義勢力タリバンが実権を握ったアフガニスタン情勢についてオンライン会合を開き、民間人の保護や国外への安全な退避を認めるようタリバンに求めた。

 議長国である英国のラーブ外相によると、G7外相は、タリバンが「民間人の保護」という約束を守ることの重要性を強調した上で、暴力的な報復が一部で始まっているという報告があることに「深い懸念」を表明した。また、アフガニスタンからの国外退避を望む外国人とアフガニスタン人に「安全な通行」を保証することをタリバンに要請した。

 会合では、国際社会が今後、アフガニスタンからの難民らに安全で合法的な移住ルートを提供することの重要性も話し合われた。G7外相は、包括的な政治解決を模索し、アフガニスタンと周辺地域での人道支援を可能にし、テロによるこれ以上の犠牲を防ぐことに取り組むという。

 G7は来週、アフガニスタン情勢についての首脳会合をオンライン形式で開く。(ロンドン=金成隆一)