「九人の乙女」の悲劇悼む ソ連の樺太侵攻で自ら命絶つ

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奈良山雅俊
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 終戦直後、旧ソ連軍の樺太(現サハリン)侵攻を受け、自ら命を絶った女性電話交換手9人らを悼む平和祈念祭が「命日」の20日、北海道稚内市で営まれた。

 1945年8月、旧ソ連軍は日本領だった南樺太に侵攻。15日の玉音放送後も戦闘は続き、20日朝に西岸の真岡沖から艦砲射撃を開始。間もなく上陸した。真岡郵便局の女性職員は自決の道を選んだ。

 自決した松橋みどりさん(当時17)のめい、吉田理香さん(58)は岩見沢市から車で式典に駆けつけた。

 吉田さんは松橋さんの6歳下の妹、木全フミ子さんの長女。フミ子さんは姉の自決の前、家族と小樽港に船で緊急疎開したという。

 フミ子さんの話では、事件当…

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