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感染爆発の東京、入院率9・5%どまり 迫る医療の限界

有料会員記事新型コロナウイルス

池上桃子、釆沢嘉高
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 東京都は20日、新型コロナウイルス対応のモニタリング会議を開き、感染者のうち入院に至った割合(入院率)が9・5%と「極めて低い水準」になっていることが報告された。1カ月前の25・2%から大きく低下し、感染しても入院しにくい状況になっている。重症病床の使用率も9割に迫り、専門家は現状の感染ペースが続くだけで、「医療提供体制の限界を超え、救える命が救えない事態になる」と警鐘を鳴らした。

 会議で示された1週間平均の新規感染者数は、前週の18%増となる4631人。3週連続で過去最多を更新し、国立国際医療研究センターの大曲貴夫氏は「制御不能な状況が続いている。災害レベルで感染が猛威を振るう非常事態が続いている」と指摘した。

 感染者の急増に伴い、検査が追い付いていない現状も明らかになった。週平均の検査の陽性率は18日時点で24・0%。前週の22・5%から上昇し、大曲氏は「検査が必要な人に迅速に対応できていない恐れがある。把握されていない多数の感染者が存在する可能性がある」と懸念を示した。

 入院者数は18日時点で38…

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