ダイハツ、4万台減産へ 8~9月に4工場を一時停止

橋本拓樹
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 ダイハツ工業は20日、8~9月に国内の四つの完成車工場の稼働を一時止め、国内生産を約4万台減らすと発表した。東南アジアからの部品供給が新型コロナウイルスの感染拡大で滞っていることが原因という。

 国内5工場のうち、最も生産能力の大きい滋賀第2工場(滋賀県竜王町)では、8月23日から9月27日までの期間で17日間、生産ラインを止める。本社工場(大阪府池田市)や京都工場(京都府大山崎町)、ダイハツ九州の大分第2工場(大分県中津市)でも3~10日間、生産ラインを止める。この間、4工場の従業員は出社し、清掃や生産現場の改善活動などを行う。

 一方、大分第1工場(同)は操業を続ける。マレーシアインドネシアにある合弁工場も減産の予定はないという。

 ダイハツは国内生産計画を明らかにしていないが、8~9月の生産台数は計画より4万台下回ることになるという。昨年8~9月は16万台近く(8月が約6万6千台、9月が約9万2千台)生産していた。ただ、昨夏は、コロナで春ごろに減産した反動もあり、通常時よりも生産台数は多かった。

 親会社のトヨタ自動車も19日、東南アジアの部品不足で9月の世界生産を36万台減らすと発表していた。(橋本拓樹)