5度目の障害、システム専門家が指摘する「スキル不足」

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聞き手・稲垣千駿
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 みずほフィナンシャルグループ(FG)がシステム障害を繰り返している。なぜ3メガバンクの一角でトラブルが続くのか。メガバンクのシステム部門に長年在籍した、静岡大学情報学部の遠藤正之教授(金融情報システム)に聞いた。

 ――みずほ銀行みずほ信託銀行で20日午前、全国の店舗窓口で取引ができなくなりました。システムの機器故障が原因ですが、今回の問題をどうみていますか。

 「情報周知の早さや営業店での顧客対応はしっかりしていたと思う。記者会見を聞く限りでは、かなり複雑な壊れ方をしたようだ。代替機も使えなかったようなので、全く新しいものを持ってきて接続して動かすのに時間がかかったのではないか。不運が重なった印象だ」

 ――障害は防げなかったのでしょうか。

 「代替機がダメだったときの対応まで議論を広げておけば、よかった。また、故障発生後に最悪のケースを考え、代替機とは別の機器をすぐに用意するなど、翌日の業務開始を意識して動いていれば、もっと早く対応できたかもしれない。リスクとなる部分の回復がベンダー(業者)依存になっている可能性があり、その解消が今回の教訓ではないか」

 ――みずほの現在の新システ…

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