練馬区に虐待対応拠点 東京都児童相談所と連携強める

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浜田知宏
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現場へ! 変革期の東京・児童相談所④

 東京都練馬区が発行する「ねりま区報」の2019年3月21日付に、前川燿男(あきお)区長の方針が掲載されている。「児童相談所(児相)を区に設置すれば、虐待対応に有効なのでしょうか。私はそう思いません。区による子どもと保護者に寄り添う支援と、都の児相による、専門的広域的な支援の、緊密な連携こそが重要だと思います」

 16年の児童福祉法改正で従来の都道府県や政令指定都市に加えて東京23区も児相の設置が可能となり、各区が設置を進めている。だが練馬区は唯一、児相を設置しないと明言し、都児相と連携を強める方向へかじを切った。

 昨年7月13日にスタートした練馬区虐待対応拠点は、区の練馬子ども家庭支援センター内に都児相のサテライトオフィスを設けたものだ。都と区が共同で実施しているモデル事業で、毎週火、木曜日に都児相から3人程度の職員が来て執務する。都と区の担当者同士が顔を合わせて事案を相談したり、一緒に面談したりすることで連携を強めるのだという。

 子ども家庭支援センターの橋…

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