コロナ下で増える小規模挙式 「身内だけ」だからの感謝

有料会員記事新型コロナウイルス

松田果穂、張春穎、角津栄一
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 新型コロナウイルス対応の特別措置法に基づく緊急事態宣言の対象地域に20日、群馬県も追加された。宣言が出されるのは昨年4月に続いて2回目。今回は新たな対策として、結婚式場などへの要請や商業施設の入場制限も加わったが、関係者は現実的な対応に知恵を絞る。

 県は飲食店などに午後8時までの時短営業を要請。酒類やカラオケ設備については終日の提供停止を求めている。延べ床面積が1千平方メートルを超える劇場や遊興施設などにも、同様の時短を要請している。

 結婚式場に対しては、酒類を提供しないうえでの営業時間の短縮や、できるだけ1時間半以内での少人数(50人または収容率50%のいずれか小さい方)での開催を求めている。

 前橋市小相木町の結婚式場「アメイジンググレイス前橋」の萩原隆史代表(40)は、「お客様が伝えたいことを大切にして、最善を尽くす」と話す。

 同式場では、すでに10~30人の小規模形式が増えており、挙式の延期などはない。大きな影響はないという。感染が広がり始めた昨年は写真だけの式も見られたが、最近は身内だけや、親族と友人とで、2回や2会場に分けて開くといった工夫も進む。消毒や換気といった感染対策にも引き続き取り組んでいる。

 新郎新婦らの謝辞からは今まで以上に言葉の重みを感じるという。「人と会えるありがたさを改めて感じた」「身内だけだから、飾らない言葉で感謝を伝えられた」。感染拡大が社会全体に影を落とすが、結婚式が希望になるよう、挙式を戸惑う2人を支えられるようにと前向きに考える。「家族の原点とも言える結婚式を大切にしたい」と萩原代表は話す。

 県内最大のターミナル駅、J…

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