京都府立校、29日まで全ての教育活動停止 夏休み延長

新型コロナウイルス

高井里佳子
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 新型コロナウイルスの「第5波」が広がり4度目の緊急事態宣言が適用された京都府は20日、府立高校と付属中学校について、部活などすべての教育活動を29日まで可能な限り停止するよう通知したと明らかにした。2学期が始まる予定だった学校は始業日を30日に変更する。

 府教委によると、54校のうち、25校の夏休みが延長されることになる。府立学校では、8月に入ってから18日までに100人を超える感染者が出ているという。府立高校で部活を介したクラスター(感染者集団)も複数発生している。西脇隆俊知事は20日の会見で「これまでは夏休みで、子どもたちの感染は家庭内感染が中心だった。今後、学校生活が本格的に始まり、感染の状況について注視をしていく必要がある」と述べた。

 さらに府は、アストラゼネカ製のワクチンについて、40歳以上の接種を希望する府民に対象者を広げる。受付時期や場所は調整中という。同社製は4~12週間空けて2回接種する。西脇知事は「(1回目から2回目接種までの)間隔が広いので、やるならなるべく早く始めないといけない」と語った。

 医療態勢も拡充する。軽症や中等症の患者の重症化を防ぐ「抗体カクテル療法」が早期にできるよう、府内の4カ所程度に投与センターの設置を検討している。府内では、32医療機関がカクテル療法を使う意思を示しているという。(高井里佳子)

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