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自宅療養、大丈夫と思ってたら…重い肺炎 石井正則さん

有料会員記事新型コロナウイルス

富田洸平
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 新型コロナウイルスの感染拡大が止まりません。政府は8月に入り、重症化リスクの低い患者の入院を制限できるという方針を自治体に示し、自宅療養する人は東京だけで2万人を超えました。病床の枯渇状態は続いています。自宅療養の実態や不安とは。新型コロナに感染し自宅療養を経験した俳優の石井正則さんに聞きました。

            

 ――石井さんは4月下旬に、感染が当時日本で広がっていた変異株、アルファ株に感染されました。

 「はい、発症して最初の10日間は自宅で療養しました。ぼくは一人暮らしですが、40代で持病もありません。当時、新型コロナは高齢者や持病のある人でなければそこまで重症化しないという情報がありました。それで最初は、何日か自宅で過ごしたら治るだろうと、のんきに構えていたんです」

 ――どのような症状が出たのですか。

 「はじめは発熱です。37度台でした。それと、体に異物が入ってきた感覚もありました。インフルエンザやふだんの風邪ではちょっと感じたことのない感覚でした。翌日の午前中に病院を受診し、検査で陽性と判明しました。その時は平熱だったので、軽症だろうと思いました。保健所と連絡をとって自宅療養となりました」

 「熱が下がってもしばらくは家から出られない。それで、その時間を使って『自分は大丈夫です。復帰まで頑張ります』と発信する動画を作ろうと考えました。毎日の検温のときに、体温計とコメントする自分自身をスマートフォンで録画する。そんなことを考えるくらい、心配していませんでした。でも次第に39度台の熱も出るようになり、頭痛や体の節々が痛いといった症状も出てきました」

 ――それはつらいですね。

新型コロナ感染後、ひとりで10日間の自宅療養をした石井正則さん。「治療できてる。大丈夫」と自分へ言い聞かせているうちに、状態が悪化していたといいます。記事後半では、この経験から、自宅療養になった人へ伝えたいこと、行政へ対応してほしいことを石井さんが語ります。

 「それが、あまりつらいと思…

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