屈指の右腕・風間、甲子園去る 反省口にしプロ志望表明

伊藤雅哉
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(22日、高校野球選手権大会 明徳義塾8-2明桜)

 秋田大会で最速157キロをマークした明桜の風間球打(きゅうた)が甲子園を去った。22日、2回戦で明徳義塾(高知)と対戦。先発して6回2失点で降板し、七回の守備から右翼に回った。「思い切ってできたんですけど、悔しいです」。試合後は涙もなく、淡々と語った。

 風間は序盤から球にばらつきがあり、球数が増えた。一回だけで25球。先取点をもらった直後の三回には、一塁へのゴロが適時打になり同点に追いつかれた。さらに球数が100球を超えた五回、150キロ直球を相手の3番森松幸亮に右前へはじき返され、勝ち越された。6回で139球。初戦で完投した際の140球に近い球数を投げた。

 最速は152キロ。指にかかれば空振りも取れたが、甘く入るとカットされ、変化球のボール球は見極められた。「インコース(の直球)で相手の壁を崩して、外の変化球で誘えれば良かったんですけど、変化球が決まらなかった。まっすぐばっかりというか、変化球が少なくなった」

 試合後に整列すると、相手のエース代木(しろき)大和に声をかけた。「ありがとう。頑張って」。試合後はプロ志望を表明。「まっすぐだけじゃなく、変化球で空振りを取れるように頑張っていきたい」と前を向いた。伊藤雅哉