混乱続くアフガンの空港 米大使館「安全の脅威の恐れ」

アフガニスタン情勢

ワシントン=園田耕司
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 アフガニスタンの首都カブールの米国大使館は21日、国外脱出を望む大勢のアフガニスタン人らが詰めかけて混乱が続いているカブールの空港周辺で「安全保障上の脅威」が発生する恐れがあるとして、米国市民に対し、米政府から指示を受けるまで空港に近づかないように勧告した。

 米政府は「安全保障上の脅威」を具体的に明らかにしていない。しかし、米メディアによれば、アフガニスタンで権力を掌握したイスラム主義勢力タリバンと敵対する過激派組織「イスラム国ホラサン」が攻撃を計画しているという情報があったという。

 バイデン米大統領は21日、予定していた地元のデラウェア州入りを中止し、ホワイトハウスで国家安全保障チームなどと協議を行った。

 一方、21日に米国防総省で記者会見した米陸軍のウィリアム・テイラー少将によると、カブール陥落前日の14日以降、米国人2500人を含む1万7千人が国外に脱出したという。(ワシントン=園田耕司