北朝鮮の「日常」撮り続けて約30年 台東区で作品展

有料会員記事

鶴信吾
写真・図版
北朝鮮で撮影した、トラックの荷台に積まれた野菜と男性ら=伊藤孝司さん提供
[PR]

 北朝鮮の人々の日常が垣間見える写真展「平壌の人びと」が東京都台東区の「Gallery TEN」で24日から開かれる。現地で取材を重ねてきた報道写真家の伊藤孝司さん(69)=三重県=が、長年撮りためた貴重な写真から100枚が展示される。9月5日まで。

 平壌郊外の「協同農場」で収穫した、大量の白菜を積んだトラックの荷台に乗って移動する日焼けした農民男性。遊園地の屋外舞台で音楽の演奏に聴き入る親子連れ――。会場には、北朝鮮の人々の日常のひとこまを切り取った写真が並ぶ。伊藤さんは「トラックは現在も主要な移動手段。休日には遊園地やプールなどの娯楽を楽しむ人もいます」と話す。

 一方、訪朝時は、取材できる場所などに厳格な制限が伴う。日常風景の撮影では、止められる場面はなかったが、軍事施設や、貧困地域など負の側面とも言える場所での取材や撮影は固く禁じられているという。

写真・図版
地下鉄に乗る親子連れら=伊藤孝司さん提供

 朝鮮半島に興味を持ったきっ…

この記事は有料会員記事です。残り345文字有料会員になると続きをお読みいただけます。