亡き夫との夢が「水の泡に」 アフガン女性の涙と希望

有料会員記事アフガニスタン情勢

山本知佳
[PR]

 「この20年が、水の泡になっちゃった」

 アフガニスタン出身で、名古屋市北区に住むサーベ・ファタナさん(69)は目頭を押さえた。

 2001年から、「セーブアフガンチルドレンの会」代表として、故郷の孤児や女性の支援を続けてきた。首都カブールに女子孤児院を開き、巣立った子どもたちは200人以上。今も約60人が暮らす。「娘たちが心配です」。目を伏せ、唇をかんだ。

 サーベさんは1980年、旧ソ連のアフガン侵攻に伴い、同郷の夫のいる日本へ渡った。孤児院建設は、00年に亡くなった夫の夢だった。幼いころに父を亡くした夫は「アフガンには孤児が多い。助けたい」と繰り返していたという。

 サーベさんが「女子」孤児院…

この記事は有料会員記事です。残り904文字有料会員になると続きをお読みいただけます。