レモン系のお酒活況、新ブランド続々 価格設定にも変化

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若井琢水
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 缶チューハイなどのように、炭酸で割るなどしなくてもそのまま手軽に飲めるお酒「RTD」(Ready To Drink)市場で、レモン系が活況を呈している。縮むビール系とは対照的に市場が伸びており、各社が競い合うように新商品を投入。価格動向にも変化がみられている。

 日本コカ・コーラは6月から、RTD「ノメルズ ハードレモネード」を売り出した。海外で若者に人気のレモネードにアルコールを加えたお酒で、アルコール度数や風味の異なる3種類をそろえた。

 コカ社は以前、日本ではアルコール飲料を扱っていなかったが、2019年にレモンサワー「檸檬(れもん)堂」で本格参入した。今回の第2弾も、連続でレモン系RTDを投入した。両ブランドの開発に携わった、シニアブランドマネジャーのパトリック・サブストロームさんは「RTDのレモンフレーバー市場は成長が見込める。個性の異なるブランドを投入することで、さらなる成長につながる」と狙いを話す。

 ここ数年、レモン系RTDは急増している。サントリースピリッツは、19年に「こだわり酒場のレモンサワー」を発売。今春にはサッポロビールが「濃いめのレモンサワー」、キリンビールが「発酵レモンサワー」を売り出した。いずれも販売好調という。

市場急成長、人気の要因は……

 背景には、レモン系RTD市…

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