NY州知事に初の女性 前任者のセクハラ被害者を擁護

ニューヨーク=藤原学思
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 米ニューヨーク州の新しい知事として、キャシー・ホークル氏(62)が24日、就任した。NY州知事を女性が務めるのは初めて。前任のアンドリュー・クオモ氏は女性11人へのセクハラを州の司法当局から認定され、23日付で辞任しており、副知事だったホークル氏が昇格した。

 ホークル氏は弁護士資格を持ち、州内の郡書記官や連邦議会下院議員を歴任した。クオモ氏が2期目の2015年1月から副知事を務め、セクハラ問題については被害者を擁護していた。

 23日には就任に先立ち、側近としては最上位にあたる秘書官に女性を指名した。相談役も女性にして刷新を印象づけた。知事選は来年11月で、ホークル氏は出馬を表明している。

 一方、10年8カ月にわたって知事を務めたクオモ氏は23日、動画で退任のメッセージを配信した。「政治、メディアの暴走があった。だが、真実はやがて明らかになる。私はそう確信している」と改めてセクハラを否定した。(ニューヨーク=藤原学思