6時間続いた裁判 最後に工藤会会長「ひどいねあんた」

有料会員記事裁かれる工藤会

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 工藤会のトップ2に対する判決公判は、24日午前10時から午後4時ごろまで続いた。2人はどのような様子で判決を聞いたのか。

 24日午前10時、福岡地裁101号法廷。工藤会総裁の野村悟被告(74)は刑務官に連れられ入廷し、一礼。会長の田上(たのうえ)不美夫被告(65)も続き、2人とも証言台脇の長椅子に腰かけた。

 公判は2019年10月から始まったが、地裁は裁判員らに危害が及ぶ恐れがあるとして裁判員裁判の対象から除外した。

 2人はいずれも黒っぽいスーツにマスク姿。判決の言い渡しは主文を後回しにし、2度の休憩を挟んで6時間に及んだ。休憩で一時退廷する際は、両被告とも傍聴席に目をやり、誰かに軽く会釈するようなそぶりを見せた。

 判決が読み上げられる間、野村被告は視線を落としたり、宙を見つめたりしながら、両手でハンカチを何度も握り直した。弁護側の主張が退けられると、首をかしげるような様子もあった。

 田上被告は背筋を伸ばし、裁判長らをじっと見つめた。自身の証言の信用性が否定されると、弁護人をいったん振り向き、肩をすくめるしぐさを見せた。

 午後4時ごろ、足立勉裁判長から促され、証言台の前に立った両被告に主文が告げられた。いずれも動じる様子はなかった。

 退廷直前、野村被告は裁判長に向けて「公正な判断をお願いしたけど、全然公正じゃない。生涯このことを後悔するぞ」と言った。田上被告も、退廷しながら「ひどいねあんた、足立さん」と語った。

判決骨子

【事件への関与】…

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