ロシア選手はいつ登場? 五輪77番目、パラは28番目

荒ちひろ
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 24日夜に行われた東京パラリンピックの開会式で、選手入場は東京オリンピック(五輪)と同様に、基本的に国名のあいうえお順(50音順)で行われた。そんななか、五輪時と入場順が大きく変わったのが、ドーピング問題で選手団としての出場を禁じられ、個人資格で参加しているロシア選手たちだ。

 東京五輪の開会式では、「ロシア・オリンピック委員会」を国際オリンピック委員会(IOC)の公用語の一つであるフランス語で表記した「Comite Olympique Russe」からとった頭文字「COR」を、日本語で「しー・おー・あーる」と読み、サンマリノの次、シエラレオネの前の77番目に入場していた。

 しかし、この日のパラリンピックの開会式では、エチオピアの次、エルサルバドルの前の28番目に入場した。

 大会組織委によると、ロシアパラリンピック委員会の正式名称は「ナショナル・パラリンピック委員会ロシアパラリンピック委員会」で、英語表記の頭文字「NPCRPC」を日本語で読むと、「えぬ・ぴー・しー・あーる・ぴー・しー」となるためだという。

 五輪、パラリンピックともに、「ROC」「RPC」の表記に基づけば「あ」でかなり早い入場になったが、そうはならなかった。

 ロシアは検査データの改ざんや隠蔽(いんぺい)など組織的なドーピング問題でスポーツ仲裁裁判所(CAS)から違反を認定され、大規模な国際大会ではロシア選手団としての出場が2年間、禁じられている。パラリンピックも五輪と同様、ロシア選手団としての出場は認められず、個人資格での出場となった。

 ロシアが国としてパラリンピックに参加できない大会は、2016年リオデジャネイロ、18年平昌に続き、3大会連続。(荒ちひろ)