陸自、宮古島に弾薬を本格搬入へ 地元は延期を要請

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藤原慎一、福井万穂
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 防衛省が28日にも、陸上自衛隊宮古島駐屯地沖縄県宮古島市)に、地対艦ミサイルなどの弾薬を搬入することが関係者への取材でわかった。市は、新型コロナウイルス対応の緊急事態宣言が出ていることから、搬入の延期を求めている。

 宮古島駐屯地は、対中国を念頭とする南西諸島防衛強化の一環で、2019年3月に新設された。ただ、弾薬をめぐる地元説明が不十分だったとして、19年4月に弾薬を島外に撤去した経緯がある。今年6月に一部を搬入し、関係者によると、今月28日から地対艦・地対空ミサイルなどの弾薬の本格搬入を始める。海自の輸送艦で島西部の平良港から搬入し、陸路で島東部にある関連施設の弾薬庫へ運ぶ計画という。

 市によると今月12日、陸自から港の係留施設の使用を求める書類が提出された。書類には搬入日時やルートなど詳細が記されているが、公表しないよう求められた。このため市は過去の経緯も踏まえ、陸自が搬入日時やルートなどの詳細を公表するよう23日に申し入れた。

 新型コロナの感染拡大で市は今月18日から「来島中止」を呼びかけていることから、「多くの自衛隊員の来島は市民の反発を招く懸念がある」として、緊急事態宣言明けまでの搬入延期も申し入れた。

 駐屯地を管轄する陸自西部方…

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