国連アフガン現地職員「置き去りだ」 外国人だけ隣国へ

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ニューヨーク=藤原学思
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 イスラム主義勢力タリバンが実権を握ったアフガニスタンで、現地採用の国連職員から「退避させてもらえない」と不安の声があがっている。国連は23日、「できる限りのことをする」として、加盟国と受け入れについて協議していることを明らかにした。

 国連のデュジャリック報道官によると、アフガニスタンでは約300人の外国人職員と、約3千人の現地職員が各国連機関で勤務。カザフスタンのアルマトイに臨時の拠点を設け、22日までに2回に分け、200人前後の外国人職員や協力先のNGO職員を退避させた。

 デュジャリック氏は23日、「非常にデリケートな問題だ」として詳細な説明を控えたが、これまで現地職員は退避できていないとみられる。国連にはビザの発給権限がなく、加盟国に頼るしかないためだ。

 朝日新聞の電話取材に応じた現地職員によると、「退避したいのにできない」と訴えている職員は少なくとも数十人に上る。

 この職員は大規模プロジェク…

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