ザ・ローリング・ストーンズのドラマー、ワッツさん死去

 英国のロックバンド、ザ・ローリング・ストーンズのドラマー、チャーリー・ワッツさんが24日、ロンドン市内の病院で死去した。80歳だった。ロイター通信などが代理人の話として伝えた。家族に囲まれて、静かに息を引き取ったという。

 英メディアによると、1941年にロンドンで生まれた。父はトラック運転手だった。13歳の時に両親からドラムセットを買ってもらい、60年代に入るころから地元の大衆酒場パブなどで演奏。63年に結成間もない「ザ・ローリング・ストーンズ」に加わった。

 以降、メンバーのミック・ジャガーさんやキース・リチャーズさんらとともに約60年も活躍した。今年も9月に全米ツアーが始まる予定だったが、ワッツさんは体調不良で不参加と8月に報じられていた。BBCによると2004年に咽頭(いんとう)がんの治療を受けたことがあるという。

 ザ・ローリング・ストーンズは、米国に進出した最初の英国バンドの一つで、60年代のロンドンを象徴する存在だった。「サティスファクション」や「黒くぬれ!(原題Paint It, Black)」「一人ぼっちの世界(原題Get Off of My Cloud)」など数々のヒット曲で知られる。

 英国の世界的歌手、エルトン・ジョンさんはツイッターで「とても悲しい日です。チャーリー・ワッツは究極のドラマーでした。最もスタイリッシュな男であり、素晴らしい仲間でした」とつづった。