元経産省キャリア2人、持続化給付金もだまし取った疑い

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 経済産業省のキャリア官僚2人=懲戒免職=が国の家賃支援給付金を詐取したとされる事件で、警視庁は2人が持続化給付金計400万円もだまし取っていたとして、詐欺容疑で追送検した。捜査関係者への取材で分かった。同庁は認否を明らかにしていない。2人が詐取したとされる給付金の総額は計約1500万円となった。

 追送検されたのは、経産省の元産業資金課係長、桜井真(28)=東京都千代田区=と元産業組織課員、新井雄太郎(28)=同文京区=の両容疑者。

 捜査関係者によると、2人は昨年5~6月、共謀してコロナ禍で収入が減った中小企業の関係者を装い、経産省所管の持続化給付金を専用サイトから申請。約400万円を詐取した疑いがある。

 申請には、新井容疑者が入省前の2019年11月に設立し、その後親族らに社長を引き継いだ2社の名義を使っていた。だまし取った金は、株取引などに使っていたとみられるという。

 2人は家賃支援給付金をだまし取ったとして詐欺罪で起訴され、同省が7月に懲戒免職処分としていた。