マツダ、工場停止を3日間延長 部品調達の航空便運休で
松田史朗
マツダは25日、本社工場(広島市)と防府工場(山口県防府市)の操業停止を28日朝まで3日間、延長すると発表した。中国・上海浦東国際空港の職員が新型コロナウイルスに感染した影響で、現地から自動車部品を運ぶ貨物便に引き続き運休が出るなどしているため。28日朝以降の操業についても現時点では未定という。
部品は、両工場で作られるスポーツ用多目的車(SUV)「CX―5」向けの半導体を載せた電装品の一部。マツダは24日、両工場の操業を23日夜から25日朝まで停止すると発表していた。
マツダは半導体不足の影響で、7月に防府の第一工場が10日間操業を停止。今回の操業停止で半導体不足に加え、海外からの部品輸送面でも新たな課題が浮かんだ形だ。(松田史朗)
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