帰ってきた「鳥人間」 2年分の思いのせて琵琶湖の空へ

西田理人
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 2年分の思いを翼にのせて、いざテイクオフ――。新型コロナウイルスの影響で、昨年中止となった「鳥人間コンテスト」が、2年ぶりに琵琶湖に帰ってきた。熱気あふれる大会の模様は、9月2日午後7時から読売テレビで放送される。

 手作りの機体で湖上の風に乗り、飛行距離を競う夏の風物詩は今年で43回目。7月31日と8月1日、滋賀県彦根市の松原水泳場で無観客開催された大会には、滑空機部門に12機、人力プロペラ機部門に11機がエントリーした。

 晴れ空の下で奇跡のビッグフライトが生まれる一方、強豪チームのまさかの結末もあり、大会は波乱の展開に。実況を務めたフリーアナウンサーの羽鳥慎一は「絶好の天気だと思ったんですけど、機体と風の関係でこんな結果になるんだって。奥深さを感じる内容になりました」と振り返った。

 機体の設計の妙に加えて、舞台裏の人間模様も見どころの一つ。MCを務めたナインティナイン矢部浩之は「今回は参加者の思いの熱さがまるで違う。感動するシーンがいっぱいあります」。

 このほか、歌手で滋賀ふるさと観光大使西川貴教やNMB48の渋谷凪咲(なぎさ)、お笑いコンビの見取り図らが出演し、鳥人間たちの奮闘ぶりを伝える。

 初出演となったファーストサマーウイカは「必ずしも全員が長く飛べるわけではないけど、そのために物心ついたときから準備している人や、失った青春を取り戻そうとしている人がいる。色々な人生が詰まったフライトを見るたびに鳥肌が立って、こっちが『鳥人間』状態でした」と話していた。(西田理人)