20年度の食料自給率、過去最低の37% コメ消費減り

高木真也
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 農林水産省が25日に発表した2020年度の食料自給率は、カロリーベースで前年度より0・38ポイント低い37・17%で、比較できる1965年以降で最低だった。コメの消費が減り、飼料を輸入に依存する畜産物が増えたためで、コメが大凶作だった1993年度を下回った。生産額ベースでは前年度より1・68ポイント高い67・42%だった。

 農水省によると、コロナ禍で外食できずコメを食べる機会が減った。家庭で国産の牛肉や豚肉を食べる機会が増えたことも影響しているという。品目別の自給率ではコメ(98%)、野菜(76%)、魚介類(51%)が高く、大豆(21%)、小麦(15%)、油脂類(3%)が低かった。(高木真也)