中国の感染拡大、物流網混乱に拍車 マツダで工場停止

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西山明宏=北京、松田史朗、友田雄大
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 新型コロナウイルスの感染拡大を背景に、世界の物流の混乱に拍車がかかっている。昨年来の海運の混乱は続き、空輸の運賃高騰も収まらない。さらに中国では今月に入り、感染拡大による港の閉鎖や空港の作業員不足に陥った。感染者数はワクチン接種が進んだ米英でも増えており、今後も混乱は続きそうだ。

 マツダは25日、本社工場(広島市)と防府工場(山口県防府市)で23日から続けている操業停止を、28日朝まで延長すると発表した。24日時点では、25日朝まで停止すると発表していた。貨物便の運休などで、部品が中国から入ってこないのが原因だ。部品は両工場で作られるSUV「CX―5」向けなどの半導体を載せた電装品の一部。28日朝以降の操業も未定という。

 もともと自動車各社では、半導体などの部品不足で、国内の完成車工場が停止に追い込まれる例が相次いでいた。マツダは半導体不足の影響で7月にも防府の第1工場が10日間操業を停止。感染拡大が深刻なアジアで部品工場が操業できなくなり、トヨタ自動車は大規模な減産を発表した。今回、海外からの部品輸送でも新たな課題が浮かんだ格好だ。

 中国・上海市の上海浦東国際…

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