業務スーパーがソフトバンクと次世代型店舗 ITを駆使

有料会員記事

加茂謙吾
【動画】「業務スーパー」がデジタル改革 次世代のカートとは=加茂謙吾撮影
[PR]

 商品をスキャンすると、ショッピングカートの端末がおすすめレシピを提案する――。「業務スーパー」を展開する神戸物産兵庫県加古川市)が26日、ソフトバンクと連携し、ITを駆使した「次世代型スーパー」の実験店舗を大阪市にオープンする。店舗の運営を効率化するのがねらいで、半年ほどをめどに効果を検証し、将来は他の店に広げていきたい考えだ。

 店舗は「業務スーパー天下茶屋駅前店」(大阪市西成区)。25日に報道陣に店内の様子が公開された。

 入り口にタブレット端末がついたショッピングカートが約30台並び、天井などには40台のカメラや通信端末が取り付けられている。

 客はカートの端末で商品のバーコードを読み込むと、商品の情報と並んでその商品を使った「おすすめレシピ」が示される。例えばレトルトの「麻婆豆腐の素」を読み取ると、「中華風ピリ辛スープ」や「肉みそ和(あ)え麺」のレシピが出てきた。その商品と一緒によく買われている商品なども紹介する。今後はネット上で商品と一緒に検索されている「関連キーワード」なども端末上に表示し、関連する商品を幅広く案内できる機能もつける。一般的な折り込みチラシと違い、より顧客の関心に合った商品を訴求するのが狙いだ。

 こうした機能は、ソフトバンクが開発したシステムを活用。ネット上で集めたビッグデータ業務スーパーの販売データから、ある商品と一緒に買われる傾向がある商品をAI(人工知能)が分析するという。

 購入商品をすべて端末で読み取れば、かごの中身の合計金額を計算できる。買い物客は、端末のQRコードをセルフレジのスキャナーで読み取ることで簡単に支払いができる。有人のレジに並ぶ必要がないため、会計にかかる時間の短縮になるという。

 店舗運営もソフトバンクの技…

この記事は有料会員記事です。残り902文字有料会員になると続きをお読みいただけます。