車用の鋼材が大幅値上げ 強気の日鉄、トヨタは不信感

有料会員記事

千葉卓朗、江口英佑
[PR]

 鉄鉱石の高騰を背景に、鋼材が値上がりする。今年度下半期の自動車用鋼材をめぐる日本製鉄トヨタ自動車の価格交渉が、大幅値上げで決着した。両社の交渉結果は、さまざまな製品に使われる鋼材の価格の目安となっている。影響が車など最終商品の価格にも及ぶのか、注目される。

 トヨタは車用部品に使う鋼材を鉄鋼大手からまとめて調達し、取引先の部品メーカーにおろしている。関係者によると、今秋から来春までの今年度下半期の価格を、1トン当たり2万円ほど引き上げる。値上げは2年ぶり。その幅は、2010年度以降では最大とみられる。

 トヨタは日鉄などからの調達価格をもとに部品メーカーへの価格を決めてきた経緯があり、両社の交渉が決着した値上げ幅の水準は、これに近いとみられる。

 鋼材は一般的に乗用車1台あ…

この記事は有料会員記事です。残り537文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【締め切り迫る!】スタンダードコース(月額1,980円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら