誰もが楽しめるファッション アパレル大手が挑む理由

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身長110センチの体形に合うようにつくられたシャツとジャケット、パンツ
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 「ローリーズファーム」などのブランドを展開するアパレル大手「アダストリア」(東京)が、病気や障害のある人も着やすい服を提案するプロジェクトを始めた。第一弾として、入院に便利なパジャマや、車いすのタイヤの汚れがつきにくい上着などを近く販売する。年齢や障害の有無などに関係なく、すべての人が楽しめる「インクルーシブファッション」という考え方を広めたいという。

 「Play fashion! for ALL」と名付けた企画には、障害者約200人を雇用する特例子会社「アダストリア・ゼネラルサポート」の3人が協力した。

 車いすを使う男性は、上着の袖の内側がタイヤに当たって汚れることや、足が細く、合うジーンズがないことなどが悩み。袖の内側に、汚れがつきにくい異素材のパッチをつけたシャツやパーカ、細身で伸縮性があり、はきやすいジーンズをつくった。

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車いすのタイヤに当たっても汚れが目立ちにくい袖パッチのついたパーカ

 身長が110センチの男性は着られる服がほとんどなかった。子供服では肩や腹回りがきつく、毎日のように半袖半ズボンで過ごしていたという。ファッションに関心はあり「小物ならば好きなものを買える」と時計やかばんなどを楽しんできた。今回は、カジュアルに着られるジャケットとパンツ、シャツをつくった。

 入院が多い女性からの要望は…

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